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【今読んでも楽しい!】元文学部が選ぶ、ワクワクが止まらない、大人にすすめたい小説6選【もちろん子供にも読んで欲しい!】

こんにちは、気まぐれフリーランサーのエイです。

最近青い鳥文庫の書店コーナーが広がってきて、内心ほっとしています。

 どんどん縮小されるから、なくなっちゃうかと心配してたんです。

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今回は、青い鳥文庫を含めた児童書についてのお話です。

 

 

児童書って、大人が読んでも面白い!!

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児童書と聞いて、こんなイメージ持ってませんか?

 

「子供が読むもの」

「稚拙でひらがなばっかり」

「単純なストーリー展開でつまらない」

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子供向け作品は、大人には物足りないんじゃないか、と考えてしまうかもしれません。

 

だけど、あの超人気映画の原作「ハリー・ポッター」だって、日本では児童書として出版されていました。

アニメ・実写共に人気のディズニー作品の原作は、子供向けの御伽噺がほとんどです。

 

児童書・子供向け小説の中には、大人になっても楽しめる、素晴らしい作品が潜んでいるんです。

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今回は、そんな児童書・子供向け小説の中でも、大人・子供、どちらが読んでもたのしい小説をご紹介します!

 

難しい本に疲れた時、親子で本を楽しみたい時、子供心に戻ってわくわくしたいとき。

是非参考にしてみてください。

 

 

美しい表紙がわくわくを誘う! イラストがかっこいい児童書2選

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児童書の魅力の一つは、想像力を掻き立てる、魅力的なイラストです。

その中でも、特に美しい表紙の児童書を2つ、ご紹介します。

 

アラビアンな異国冒険譚!!「シェーラひめの冒険」シリーズ

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かわいくて強いお姫様、「シェーラひめ」が主人公の冒険を描きます。

石に変えられた王国を救うため、7つの鍵を求めて子供達が旅をします。

 

魔法の絨毯や、魔神の指輪、錬金術など、アラビアンな異国の雰囲気を楽しめるファンタジー作品です。

語り口が柔らかく、優しいのも、おすすめな理由です。

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後半に行くほど、意外とシビアな展開が待っているので、大人でもハラハラが止まりません

 

まさか、あの子があぁなって、あんなことをしちゃうなんて……!!

これ大丈夫なの、ちゃんとハッピーエンドで終われるの!? 

 

第1巻『魔神の指輪』のリンクを、こちらに貼らせていただきます↓↓↓

 

辞書レベルなのに、さくっと読めちゃう!?「怪盗クイーン」シリーズ

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見た目の美麗さが凄まじい、「怪盗クイーン」シリーズは、文句なしにおすすめできる、名作です。

性別・年齢不明、「蜃気楼(ミラージュ)」の異名を持つ、美しい怪盗クイーンと、真面目で無表情な青年ジョーカー、二人の活躍を描く、ミステリー作品です。

 

作風はコメディタッチで、基本は軽いテンポでストーリーが進みます。

ストーリーが進むほどに、どんどん謎が深まっていき、難解さを増していきます。

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そしてフィナーレはド派手な演出と共に、スカッとするような気持ちの良いエンディング

最後にはしんみり心に染みいるような、切なさを残しながら幕をひきます……。

 

このシリーズは、一冊一冊のボリュームが凄まじく、辞書レベルの巻もあります。

ところが、びっくりするほど、さくっと読めてしまうんです。

「楽しく本を読み切る」という感覚を教えてくれます。

 

まずは、最初の一冊『怪盗クイーンはサーカスがお好き』からどうぞ↓↓↓

  

 

映像作品の原作を知ろう! 映像化されたおすすめ児童書2選

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あらかじめ映像作品を知っていれば、より本に入りやすくなります。

児童書の中には、映像化された人気作品が数多く存在します。

その中でも、映像・小説共におもしろく、違いがはっきりしている作品2つを紹介します。

 

映画のダイジェスト部分が全部読める! 「ブレイブ・ストーリー

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ブレイブ・ストーリーは、主人公ワタルが自分の運命を変えるために異世界で旅をし、成長する物語です。

実は、原作と合わせて読むのがおすすめなんです。

 

アニメ映画をみられた方の中には、途中主題歌と共に旅の様子がダイジェストで流されてしまった部分に、気づいた方もいらっしゃるでしょう。

 

原作小説では、アニメ映画でダイジェストになっていた旅部分を、がっつり読むことができます。

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さらに主人公ワタルが、どうして異世界に飛び込んでまで、現実の運命を変えたかったのか、など細かい設定までが明らかになります

 

エンディングまで読み逃せない、長編冒険譚に、挑戦してみませんか?

 

上中下、三巻から成る本作品、最初は上から読んでみましょう!↓↓↓

 

ハウルの姪っ子!?マルクルは青年!?続きまで!?「ハウルの動く城

ジブリ映画として日本では有名なハウルの動く城

主人公ソフィーが荒地の魔女に呪いをかけられたことをきっかけに、魔法使いハウルの城で暮らし始める、不思議な毎日を描いたファンタジー作品です。

 

実は、原作小説は3冊あり、映画化されたのは最初の1冊のみなんです。

つまり、映画の続きを原作で読むことができるのです。

 

さらに驚くべきは、映画と原作の違いです。

幼い頃の神木隆之介さんが演じていた、ハウルの弟子「マルクル」。

彼は「マイケル」と名前を変えて、しかも美しい美青年として登場!

 

ハウルの姪っ子たちが登場したり、犬のフィンが全く異なるキャラクターだったりと、映画との違いが盛り沢山です。

 

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冒険とファンタジーのときめきはそのままに、元祖・ハウルの動く城を原作から楽しんでみましょう!↓↓↓

 

冒険ミステリーはドキドキの連続!? 冒険ミステリーの児童書

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わくわくする冒険と、ハラハラするミステリー。

両方が備わった冒険ミステリーの児童書は、やみつきになる面白さです。

その中でも、特に面白かったものを2選、ご紹介します!

 

失楽園ディストピア)の近未来、出会うはずのなかった二人の葛藤「No.6」

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舞台は近未来の管理・監視社会。

主人公の紫苑は、都市の外のスラム街で暮らす少年ネズミと出会い、奇妙な友情を育んでいきます。

 

この小説、面白いのはキャラクターの語り口です。

芝居がかったセリフが、お洒落な雰囲気をかもしだしています。

実際、古典戯曲の引用も多数使用されています。

 

 

そして展開が進むほど明らかになる、完璧な都市「No.6」の闇、流行り出す謎の病、「完璧な社会」を作るための犠牲……。

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本当に児童書なのか、と疑うレベルの、壮大なストーリー展開が待ち受けています。

 

まずは一巻からどうぞ。一冊が薄めなので、さくっと読めますよ!↓↓↓

 

明日から日常が冒険ミステリーに!?「都会のトム&ソーヤ」

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「怪盗クイーン」と同じ、はやみねかおる原作の児童書です。

祖母からの授かったサバイバル知識を持つ普通の少年と、究極のゲーム作りを目指す、御曹司の天才少年、二人の中学生が織りなす、都会の冒険を描いた小説です。

 

コメディタッチとテンポが楽しめる、エンタメ作品で、実写映画化も決まった人気作品です。

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 都会と日常に舞台を置くことで、冒険ミステリーをより身近に感じられる、ちょっと不思議な作品でもあります。

 

 普通の少年がサバイバル知識だけで、大の大人をやっつけてしまう展開が、とんでもなく楽しくて気持ちがいいです。

粉塵爆発なんて、よい子は使っちゃダメですよ!

 

イラストの可愛らしさも、魅力の一つです↓↓↓

最後に

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この他にも、まだまだ紹介したい本はあるのですが、今回はこれまでにします。

 

本屋さんに立ち寄ると、ついつい漫画コーナーや雑誌コーナーで満足しちゃっていませんか?

時折児童書コーナーを覗くと、思わぬ発見があって、面白いですよ。

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子供だけでなく、大人の方も、是非楽しんでみてください!

(ちなみに私は、「怪盗クイーン」シリーズの新刊を今も買い続けています!)

 

みなさんが、少しでも多くの楽しい本と出会えることを、心から願っています。

 

エイでした。

 

 今回使用した画像:

maja7777によるPixabayからの画像

Alfred DerksによるPixabayからの画像

Sasin TipchaiによるPixabayからの画像

PexelsによるPixabayからの画像

 

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